組織のトップのリーダーシップは独裁型が良いか、バランス型が良いか。

リーダーシップにも色々とタイプがあります。あなたはどのタイプ?的な?

リーダーシップっていくつかタイプがあります。

いくつかって言っても、引っ張っていくオラオラタイプか、メンバーを底上げする縁の下の力持ちタイプかの2つくらいじゃないですかね。

ググったら色々あるみたい。例えばアメリカの心理学者ダニエルゴールマンという方は6つの型を提唱しているとのこと。氏曰く↓

  1. 統率型:オラオラ引っ張っていく感じ
  2. ペースメーカー型:自分の背中を見せて感化させる感じ
  3. ビジョン型:夢を語る感じ
  4. 親和型:人間関係を重視する感じ
  5. 民主型:メンバーの意見を聞く感じ
  6. コーチ型:メンバーを育てるって感じ

なるほど、いろんなスタイルに分けられるもんです。どれか一つに当てはまるんじゃなくて、いくつかを掛け合わせたリーダーが現実的と言った感じでしょうか。

物事を体系的に把握するためには抽象化したカテゴリー分けが非常に有効だと思いますが、現実ではリーダーたるもの全部やれって気もします。

とはいえ人には向き不向きや得手不得手がありますから、どの部分が強みなのかはそれぞれ違うというのは当然です。

組織には色んなレイヤーのリーダーがいて、それぞれが異なるスタイルでリードしている。

リーダーって組織の中にはたくさんいるものです。

例えば金融機関などの大規模システムを構築するプロジェクトであれば、プロジェクトマネージャがいて、その下にいくつか構築するシステムごとにチームわけがされていて、それぞれのチームにリーダーがいて。さらにそのチームは外注先の下請けベンダーがいて、そのベンダーのリーダーがいて。。。なんて感じでリーダーって各レイヤー、各チームごとに存在します。

そう言った組織の中の個々のチームにおけるリーダーっていうのは色んなタイプがいて良いと思うし、自分の適性や強みを活かしたリーダーシップを発揮すればメンバーを率いて成果を出すことが出来ます。

実際僕も数々の大規模プロジェクトに参加してたくさんのリーダーを見てきましたし、自分自身もリーダーを経験してきましたが、リーダーの形は千差万別。自分の背中を見せるリーダーもいれば、民主的にチームのWAを重んじるリーダーもいました。

僕なんかはバランス型で、方向を示してチームをリードしつつ、メンバーに気を使ってWAとかモチベーションを大切にしてリーダー業を勤めてました。特にチームの総力発揮を重視していて、メンバーを巻き込んで気持ちよく仕事させることに注力してました。

その結果として良いチームが出来上がりましたし、成果も出していたので、僕のバランス型リーダーシップいけてんじゃね?最高のやり方じゃね?と考えてました。

群れのボスは最強の独裁的キャラが良い。進むべき方向を明確に示して群れを統率さえしていれば。

僕が自負していたバランス型リーダーシップは組織の中のチームをリードするにはとても有用なのは間違いありません。手応えもありましたし、結果も出しました。

しかし、会社を経営して組織自体のトップとなった今はリーダーシップに対する考え方が変わってきました。

考えが変わったというか、経営者としての経験を積む事で、組織自体のトップに求められるリーダーシップに対するアイデアが見えてきたという事です。

組織のトップには強靭な統率力が求められます。自分の信念や考えに基づいて明確な行き先をメンバーに示すのが組織トップの最も重要なタスクの一つです。

リーダーが進むべき方向を明示するからこそ、組織のメンバーはその目標に向かって動き出すことができるし、賛成意見や反対意見を持って切磋琢磨することができるのですから。

組織のリーダーは、どちらの方向に進んでいくのか、やるのかやらないのか、をはっきりとメンバーに示す必要があります。それがなければ組織のメンバーは路頭に迷い、それぞれバラバラの方面に向かって歩き出しかねません。

わんぱくでも良い、たくましくリードできれば。

向かうべき方向性はぶっちゃけ間違っていても良いんです。間違っているというか、客観的に観て違和感がある方向性だとしても、リーダーがそれを明確に示していればリーダーの仕事としては合格ということです。

もちろん言いっ放しでメンバーが付いてくるかというと、そんなにシンプルに事は運ばないでしょうから、話し合いとか説明とかは必要です。ただリーダーとして大事なのは、「我々はこちらの方向に進んでいくからね。」という強いメッセージと引率力です。

独裁者と言われようが構わないのです。むしろ独裁者くらいの引率力がないと組織はまとまりません。全体として。組織内で反論があっても、それはそれで良いんです。反論、議論は意見を強固にしていきますから。

ぼくの知り合いの経営者で完全独裁スタイルの方がいます。その方は語学学校を15年以上経営していて、毎年コンスタントに生徒も増やしてます。社員数は全部で10名以下。熾烈な競争を勝ち抜いている優良企業です。

彼女は他の人の意見は全く、完全に聞きません。自分の学校の経営や授業のやり方に関して意見する事は許されていません。言えば怒涛の罵倒攻撃でボロボロにされてしまいます。なので社員は皆例外なく彼女の意見をフォローします。

社員の方々はもちろんそれぞれの業務の中で工夫してより良い仕事をしようとしていますが、それでも彼女の意思に背くような事は全くしません。電話の取り方一つを取っても、第一声で学校の名前を伝えるのは必要だが、社員自身の名前は言ってはいけない、というルールがあれば、皆それに従います。

そんな組織で、もちろん社員内にはその環境を心地良いと考えない方もいるのですが、顧客目線でいうとその学校は組織として一枚岩でまとまっており、サービスレベルが一貫しているという印象になるのです。

経営というものは結果を出してなんぼの世界です。その厳しい世界で15年も結果を出し続けているのですから、その手法は確かなものだと言えるのです。例えそれがビジネススクールで学ぶそれとは異なる独裁的なリーダーシップだとしても。

組織のリーダーたるもの、批判などは意に介さず独裁的に突き進め。

ぼくは独裁者は嫌いでした。独裁的な上司もいましたし、その人のやり方に疑問を抱いていた時ももちろんあります。しかし振り返ってみると、独裁的な人の元で仕事をしていた時の方が、バランス型のリーダーの元で働いていた時よりもやり易かったし、より大きな成果を出せていたと言えます。

独裁的な人は得てして方向だけ示して仕事自体は丸投げすることが多々あると思いますが、それがメンバーとしてはイラつくポイントでもあり、同時に成長できるチャンス到来でもあるのです。

メンバーの立場としては、進むべき最終的なゴールはリーダが示しているので分かっていてる状態で、やり方は丸投げで任されるというのは、非常に楽な状態なんです。もちろんその業務をやり遂げるだけの業務遂行能力、或いは能力が足りていなくても絶対にやり遂げるという気概があればの話ですが。

ポイントは進むべき方向が分かっているという状態。この道標がなければ、まずそれを考えなければならない。決断をするには色々な検討が必要になりますし、決断に伴う責任を請け負わなければなりませんが、それは簡単なことではありません。

例えば同僚数名ととランチに行くとします。その時どの店に行って何を食べるかを決めるのは難しいことです。当然それぞれ意見が異なるので、自分の独断で決めると必ず異論が出ます。意見が分かれるから夫々の意見を聞いてバランスを取りながら多数決で決めるなどあるかもしれません。もしくは強靭なリーダーシップを発揮して独裁的に行く先を決めてしまうかもしれません。それを不服に思った同僚と気まずい雰囲気になりながら。。

ランチの例でも分かるように、2名以上の人が集まった組織において決断を下してそちらに統率していくのは簡単なことではないのです。しかし組織のリーダーたるものそれを乗り越えて決断しなければいけない。引率しなければならない。それができなければ組織は方向性を失い、力を発揮できないのです。

まとめ

さて、あなたはリーダーシップをどのように捉えますか?

組織の一部のリーダシップではなく、組織のトップとしてのリーダシップです。バランス型でも通用すると思いますか?独裁型でリードが適していると思いますか?

ぼくは組織のトップたるものは独裁的なリーダーシップが最も適していると考えます。自分が最も深く考え、行動し、その結果の決断に基づいたリードであるべき事はいうまでもありませんが。

事業経営をしていく上でこの手法を実践に適用し、自分の考えを証明していきます。それがぼくの決断です。どんな結果が出るのか非常に楽しみです。

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