海外でもリーダーシップを発揮する人の3つの特徴

海外でもリーダーシップを発揮する人には特徴があります。

これから海外に出て働く人、既に海外で頑張っている人はたくさんいますが、誰でも海外で活躍できるわけではありません。

では、リーダーとして活躍できる人ってどんな特徴があるのでしょう。

 

海外生活15年のぼくが考える、世界を舞台に活躍する人の素養は、以下の3つ。

世界で活躍する人の素養
  1. 思いついたことを実行に移す実行力
  2. これにする、と決める決断力
  3. 『自分はこう思う』を伝える発信力

海外駐在期間というのは大体3年が平均です。なのでローテーションがあり、身近なところで人の往来が頻繁に起きるので、色んな方と一緒に働くチャンスがあるんです。

また、海外生活にチャレンジしている人も多くて、とりあえず国外に出て現地で仕事を探して働くっていう志の高い人もたくさんいます。

そんな方々と交流してきた経験から見えてきたのが3つの特徴です。

一つずつ説明しますね。

その1.思いついたらすぐに実行に移す

Contents

実行力。行動に移して前に進める力です。

まず海外に出ている時点で実行力はあるはず。

海外に出るには色んな事を準備する必要があります。

  • パスポート取る、ビザを取る
  • 家の賃貸の解約をする、家を売る
  • 家財道具、車を売る
  • 家族の同意を得る
  • 子供の転校の手配をする

 

海外に移動してからも落ち着くまでには幾つもの壁が。

  • 家を探して契約する
  • 携帯電話を契約する
  • 子供の入学手続きをする
  • コミュニティーに入り込んで情報を得る

 

いくらでもあります。海外に出るためにはまずこれらの雑務を一つずつクリアしていかなければならない。これができないと海外移住できないですからね。

なので実行力は必須です。めんどくさいなーといって実行に移せなければ、海外で活躍することはおろか、行くことすらできません。

仕事における実行力

仕事においても同様に実行力が求められます。

海外では、我々日本人にとって第二言語である英語を駆使して、顧客、上司、同僚とコミュニケーションをとる必要があります。

言葉の壁、文化の壁は避けれれないので、そこは実行力でカバー。

電話で要件を伝わらなければ実際に会いに行って直接話す。

直接話しても伝わらなければ、絵をかいたり身振り手振りで伝える。

そして自分が自らリードして周りの人を巻き込んでいく。

頭で考えるだけでなく、目的を果たすために具体的に動くことでリーダーシップが際立ちます。

言葉で伝えるだけでなく、自分が実行している人には、みんなついてくるものです。

実行する癖

思い立ったらすぐに実行する癖をつけましょう。

例えば、最近ストレスが溜まって愚痴りたいから、飲み会開きたいな。と思ったらソッコー周りに声かけて企画して、店を押さえて飲み会開きましょう。

小さな事からコツコツと。実行あるのみです。

その2.悩んでないで決断する

決断力。決めきる力です。

選択肢が複数ある時に、これだ!と決めて方向を示す力です。

もちろん適当に決めてしまっても誰もついてこないので、ただ決めるだけでは足りません。

海外でも活躍している人は、それを決める根拠を理論を明確に持っています。

そしてそれを相手に伝える事も確実に行います。これは実行力に繋がりますね。

 

ぼくの経験上、日本では決断する人が少ない印象です。

それは日本人が大切にしている集団行動という文化から来ているもの。バランスをみて関係者の同意を得て、発言力のある人に決めてもらおう、という感じ。

ところがこの考えは海外では通用しません。

バランスを見ず、自分が先頭に立って決断して物事を前に進めていく事でリーダーとして価値を想像できます。

仕事における決断力

実際ぼくの周りで異彩を放っているリーダー達はバシバシ決断下しちゃってます。

彼らは経験に基づいて自信をもって決断を下しているわけですが、実際その決断が正しいかどうかはやってみないと分からない、とも言ってます。

100%の確信はない。でもリーダーが決断して進むべき道を見せる事でチームが動きます。

その前に進めるというのがリーダーに求められている事です。

 

途中、問題が発生して進む方向を変える必要が出てくるかもしれません。

その場合は臨機応変に適応していけば良いのです。

決断力

決断力は場数を踏むことで養われます。

例えば会議に参加する時は、その場で相談する姿勢ではなく、その場で決めきる覚悟をもって望みましょう。

そして勇気をもって、『これに決めよう!』と言い放ちましょう。

案外、それで決まっちゃうもんです。

その3.自分の意見を前面に押し出す

これが一番大事ですね。自分の意見を持って、それを発信する力。

アメリカにいた時に感じたのですが、アメリカではみんな自分の意見を持っていて、それを自信をもって発信しまくる。

Yes, Noをはっきり言って、I think~と自分の意見をぶつける。

そこで意見が違っても誰も気にしません。

自分はこう思うんだということを発信することで議論が生まれ、合意が形成される。

その合意というのは、必ずしもどちらかの意見に集約する訳ではなくて、『なるほど君はそう思うんだね。それも一理あるね。でもぼくの意見とは違うね。』といった感じで集約することも多々あります。

素直に違いを受け入れてるんですね。

 

ところが、自分に意見が無いとその議論が成り立たず、建設的な会話が形成されない。そして相手には『この人には意見がないんだ。あまり話しても面白くないな。』と思われて付き合いがなくなってしまう。

自分の意見を持つ

実際MBA留学時代のぼくがそうでした。

議論が始まって『What do you think?』と聞かれたときに自分の意見を言えないと相手にされなくなる。興味を持たれなくなってしまうんです。

なので、どんな稚拙なアイデアでも良いので『自分はこう思う』というアイデアは、あらゆる分野で持っておいたほうが良いです。

仕事における発信力

組織に属していれば、なんとなくプロジェクトの成り行きに任せて自分のタスクを淡々とこなす歯車役になりがち。

でもそれではリーダーシップは発揮できません。

自分で資料を作って、メンバーを集め、自分のアイデアをぶつけましょう。

発信すると、同意が得られたり、反論があったりします。それで議論が巻き起こる。

そこでリーダーとして決断を下し、同じ方向を向いた合意形成に繋げる。

重要なのは、アウトプット、アウトプット、アウトプット。です。

発信する

自ら発信しなければ何も起こせません。

もしくは他人の意見に従うのみ。それはリーダーじゃないですよね。

どんどん自分の意見をぶつけていきましょう。上司も部下も関係ない。

ぼくは敢えて粗い計画のままチームメンバーに提示して、意見を出させるとかやってますよ。議論を巻き起こせ!と。

まとめ

実行力、決断力、発信力。

これらを前面に出す人が海外でもリーダーシップを発揮できる人です。

ざっくり言ってしまえば『自分勝手な人』です。

自分勝手で勢いがある人が海外でもリーダーシップを発揮している、という事です。

 

まとめると、海外でもリーダーシップを発揮したければ、

まとめ

  1. 思いついたらソッコー実行に移せ
  2. 複数選択肢から一つに絞り込んで決断を下せ
  3. 自分の意見を持って積極的に発信しろ

です。

さあ、自分勝手にガンガンリードしていきましょう。

では、また。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください