オンラインでの足跡をマネージする5つのポイント

オンラインでの自分の評判はどうあるべきと思いますか?

オンライン上に評価されるべき情報を発信しておく事は良い結果につながります。
例えば奨学金を支給する機関が、応募者の評判をオンラインで検索することがあるでしょう。
その際に応募者の良い評判や評価すべき達成が目に入れば、それはプラスに働きます。
オンラインにはポジティブな足跡を残していくべきですね。

Career Builderの調査によると、70%の採用担当者は応募者の事をオンラインで調べています。
そして54%が、オンラインでの評判がよくないことを理由に雇用を再検討したことがあるとの事。
雇用者としてはより良い従業員を獲得したいわけですから、当然の動きです。
良い評判であれば、就職にも有利に働くわけです。

パソコンとインターネットの普及で非常に便利になりました。
世界中の情報が手元で瞬時に手に入り、世界中の人と瞬時に繋がることができます。
この利便性を有利に利用できるように、オンラインの性質をしっかりと把握しましょう。
そしてこれからの時代を生き抜いていく子供たちには特に、オンラインでの自分の評判を管理することを教育しましょう。

オンラインでの足跡をマネージする5つのポイント

Contents

オンラインの足跡はあなたの将来に影響します。
なぜなら大学や企業はあなたのオンラインの足跡を見て、あなたにチャンスを与えるかどうかを判断しているからです。

SNS上でのカジュアルな「いいね!」やコメント、自分を売り出すためにアップロードした学歴や職歴、論文など、あなたのオンラインでの足跡は全て保存されています。

この事実は今の若い世代にとっては尚更気を付けなければならないことです。
なぜならオンラインでの足跡は今後ずっと調査され続けるのですから。

もちろんオンラインでの悪評があるのは避けるべきですが、オンラインでの足跡が全く無い、というのもまたマイナスポイントのひとつとなり得ます。
なので、全ての情報をプライベートにしたり、オンラインでの発信をしないというのもまた避けるべきといえます。

では、オンラインでの活動はどうすれば良いのでしょうか?
アンチウィルスソフトの大手マカフィーが、オンライン活動で守るべき5つのポイントを提唱しています。

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①オンライン活動の教育は若いうちから
②共有し過ぎない
③タグ付けをしない
④ポジティブな内容を発信する
⑤自分らしく、且つ他を尊重する
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5 Tips for Managing Your Digital Footprint and Online Reputation

 

①オンライン活動の教育は若いうちから

若いうちからポジティブなオンラインの足跡を残すことを意識してオンライン活動をする事は重要です。
知らないうちにネガティブな足跡を残してしまい、後でそれらを削除する際の手間を考えたら大変です。
(オンラインに載った情報を完全に削除することは不可能ですし。。)

子ども達がスマートフォンやPCを持って、自分で情報発信をできるようになる前に、オンライン上ではポジティブは発信のみを行うように教育することは非常に大切。
初めから自由にさせるのではなく、ペアレンタルコントロールなどを使ってオンライン活動を監視・制限し、子供をオンラインのリスクから守りましょう。
そして同時に、オンラインの足跡が人生に与える影響について子供たちに教えましょう。

②共有し過ぎない

SNSは情報共有のためにあります。
積極的に自分のポジティブな面を表現して発信するのは良いことです。
しかし、オンラインで怒りをあらわにした発言をしたり、加熱した議論に参加することは避けましょう。
例え匿名での投稿であっても、発信者の特定は不可能ではありません。

オンライン上で誰かともめ事が起きてしまったとしたら、オンラインではなく、オフラインで解決する方法を模索しましょう。
画面に映った文字だけだと真意が伝わらない事もあります。
実際に会って相手の表情や雰囲気を感じながら会話するというのも時には必要な手段です。

オンライン上にネガティブな足跡は残さない事を意識しましょう。

③タグ付けをしない

あなたがオンラインでの足跡を意識してオンライン活動に気を付けていても、あなたの友達も同じように考えて行動しているとは限りません。
例えあなたが写真やビデオを投稿していなくても、あなたの友達がタグ付けを利用してあなたが写った写真やビデオをオンラインに投稿することは可能です。

そしてその投稿がネガティブな印象を与える可能性はゼロではありません。
例えばクラブのパーティで羽目を外している時の状況とか。。(楽しんでいるのはとても良いことですけどね)

タグ付けは友達との親密さを強調できたり、思い出として残すことができるので便利ではありますが、
不本意な結果となることもあり得ます。

とりあえずタグ付けの機能はオフにしておくのが無難です。

④ポジティブな内容を発信する

あなたが成し遂げたこと、得意な事、自慢のスキルなどがあれば、どんどんオンラインで発信していきましょう。
その情報は人に感銘を与えたり、人の役に立つかもかもしれません。
またあなたのポジティブな面を見て、あなたを高く評価してチャンスを提供する人が現れるかもしれません。

オンラインでのあなたの存在感が増し、あなたのプロフェッショナルな履歴となります。
例えばプログラミングで作成したアプリやウェブサイトとか。
習っているダンスのショーの動画とか。
または自分の研究の調査結果なども良いかもしれません。

あなたのポジティブな側面を世界に向けて発信していきましょう。
ただし、オフラインの生活を充実させて、オンラインでポジティブな発信をするというバランスを大切に。

⑤自分らしく、且つ他を尊重する

あなたの個性と創造力を積極的に発信しましょう。
その個性に魅了されて反応する人がいます。

ただし、ポジティブな内容、明確な言葉遣い、他を攻撃しない、ということには注意しましょうね。
他の人の投稿に対してコメントする時は、その人に対するリスペクトの気持ちを忘れずに。
オンラインで相手の顔が見えないから、自分は匿名だからと言って、相手を不快にさせるような発言はしないように。
その行為は相手を傷つけるだけでなく、あなたの評価にもマイナスの影響があります。

オンライン、オフラインに限らず、自分の周りの人にとってプラスになるような内容を発信していきましょう🤖

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