転職のメリットは●●にあり。海外のスタンダードは?

あなたは転職を考えたことがありますか?

答えはYesですよね?

このページにアクセスしていただいたということは、少なからず転職というキーワードに関する情報に興味があるという事ですからw

日々の生活に占める仕事の割合は45%以上!

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日々の生活において仕事に費やす時間は大部分を占めます。

一般的にはAM9時~PM6時の9時間が会社の規定としての就業時間かと思います。

そして出勤と帰宅にそれぞれ1時間ずつかかるとすると、合計11時間を仕事に充てている事になります。

一日は24時間なので、そのうちの11時間という事は、45%の割合を占めるという事です。

つまり一日のほぼ半分!

ですのであなたは日々の大部分を仕事に費やしているという事です。

だから仕事って大事ですよね。

そして出来るだけ自分が楽しいと感じる、そしてより多くの報酬を得ることのできる仕事をしたいと思うのは自然な事です。

より自分に適した職を手に入れるためには『転職』というのは一つのオプションになります。

日本と海外では仕事の捉え方が異なる

日本では依然として終身雇用の名残があり、大学卒業後に就職した1つの企業に務め続けるのが未だに一般的です。

最近ではその概念も崩れてきており、転職に対する心理的な壁も低くなってきてはいます。

それでも日本社会での風潮としては、頻繁に転職すべきではない、といった雰囲気が漂っていますよね。

海外では転職のハードルは比較的低い

一方、海外では転職をしてキャリアアップするアイデアが一般的なため、比較的に転職をします。

日本の文化で育ったぼくにとっては転職を繰り返すのは多少違和感がありますが、世界標準はむしろ転職を経てキャリアアップするというキャリアパスです。

ぼくも海外での事業を通して人材採用を経験してきましたが、応募者は転職を前提に考えていることを痛感しますし、実際に2, 3年したら当たり前のように転職するのを目の当たりにしてきました。

海外に進出したばかりの頃は、簡単に転職するローカルの従業員を見て驚いたものです。

海外では、日本における日本企業みたいにじっくり時間をかけて従業員を教育し、長い目で見てリターンを期待する、という考えは当てはまらないのです。

従業員はいつ辞職してもおかしくないと捉えて、いつでも対応できるように備えておく必要が有るということですね。

転職するべきか?

さて、このように日本と海外ではその捉えられ方に差異がある『転職』ですが、実際のところ転職するのはあなたにとって良い事なのでしょうか?

ぼくとしては転職は常にオプションとして持っておくべきだと考えています。

先を見据えて計画した転職には多くのメリットが期待できるからです。

では転職のメリット、そしてデメリットにはどんなものがあるのかを見ていきましょう。

転職のメリット
  1. 給料が上がる
  2. キャリアアップが期待できる
  3. 新しい環境で新しい経験ができる
転職のデメリット
  1. ジョブホッパーとしての汚名
  2. 新しい環境での競争
  3. 転職失敗のリスク

転職するメリット

Pros1: 給料が上がる

まず第一に考えられるメリットが給料の上昇です。

転職することによって期待できる昇給額は、あなたが今務めている組織に属していると得られる昇給額よりも大きいでしょう。

一般的には給与額は前年のパフォーマンスを参考に年に一回改定されます。

そしてその額は大抵1-2%というところが現実的な数値です。

つまりあなたが月30万の給料であれば、月額で3千円~6千円昇給するということです。

現実には毎年そんなに上手く給料が上がっていくわけでもないですよね。。

 

一方転職をすると、それ以上の給与が期待できます。

もちろん新しい雇用主との交渉に拠りますが、基本的には今の給与を基準にしてそれよりも高いオファーを受けるのが一般的ですね。

かく言う私もこれまで2回の転職を経験しましたが、その都度収入は上がりました。(上がるように交渉しました)

給与というのは仕事をする上で非常に重要な要素です。

仕事をする事の目的の一つですよね。一番大きな理由と言っても過言ではないかもしれません。

その目的をより高いレベルで拡充できるのであれば、それはとても大きなメリットと言えます。

シンガポールではジョブホップが当たり前⁉

私が働いているシンガポールでは、転職を繰り返してその都度給与を上げている人が多くいます。

もちろんその人のスキル如何にも寄りますが、基本的には現行の給与よりも高い給与を払ってくれる雇用主を探して、そこに対して強烈に自己アピールして交渉し、新しい仕事とより高い給与を手に入れているようです。

ジョブホップが良いかどうかは自分のキャリアプラン次第ですが、少なくとも給与が上がるのであれば、それは良い選択であるとも言えますね。

Pros2: キャリアアップできる

新しい職に付くという事は、新しいフィールドを経験するチャンスが増えるという事です。

また、職位についても昇格が期待できます。

つまり転職によって、あなたは新しいスキルを得る環境を手に入れる事が出来、そこで自分が出来る仕事のエリアを広げる経験は、あなたのキャリアの可能性を広げるものでもあるのです。

 

一つの企業に勤めている限りは、新しい職種を経験できる機会というのはあまり多くありません。

そして長く勤めているからと言って昇格が約束されているわけでもありません。

それは例えあなたが優れた成績を出していたとしても、会社の都合上昇格させられないなどの背景があるためです。

上がつかえて上がれない⁉

例えば良くある話ですが『上がつかえていて上がれない』というやつですね。

ぼくが所属している会社も●●部長とか●●担当部長とかだらけです。笑

そんなに多くの部があるわけでもないのですが、とりあえず昇格させてあげるために部長職をバラマキって感じです。

それはそれで良いのですが、バラマキの後には緊縮が控えていて、『もうこれ以上ばらまく職位がありません』となります。

そうなると正に『上がつっかえている』状況ですね。昇格は期待できません。

転職するのであれば、新しいフィールドにチャレンジできる可能性は高いですし、昇格も期待できます。

これも金銭面と同じように、新しい雇用主との交渉次第ではありますが、転職によってあなたの可能性を広げられるというのは事実です。

シンガポールローカルのキャリアパス例

シンガポールのローカルの同僚は自分のキャリアプランをしっかり持っていて、そのキャリアプランに沿って勤め先を慎重に選択しています。

彼は将来的には大手IT会社のパートナーとして大規模プロジェクトや事業を運営したいと考えているため、若いころにプログラマとしてエンジニアのスキルを高め、次のステップとしてプロジェクトマネージャとしての経験を積み、その上でITコンサルタントして複数のプロジェクトを運営するという計画を立てています。

彼はこのキャリアプランを一つの会社の中で実現しようとしているのではなく、そのキャリアパスに沿った仕事が出来る企業を探し、適切なタイミングで転職をしています。

転職することで自分が求めるキャリア経験を積んでいるんですね。きわめて合理的です。

Pros3: 新しい環境で新しい経験ができる

仕事において環境というのは非常に重要です。

ストレスなくより自由にのびのびと仕事ができる環境の方が、プレッシャーが強すぎて毎日意がキリキリ痛むような環境よりも良いのは当然です。

もしあなたの職場が後者のような辛い環境であれば、それは転職によって変える事ができるでしょう。

もちろん転職することで、必ず自分に合った環境を手に入れる事が出来るというわけではありませんが、少なくとも自分にある雰囲気の社風だったり職場を選択するということはできあす。

新しい環境に身を置くという事は、新しい人に会い、新しい経験をするという事です。

その経験はあなたのスキルを伸ばす糧となるだけでなく、あなた個人のパーソナルな魅力を増すことにも繋がります。

より多くの人と交流をし、これまで知らなかったことを学ぶことよって、知識が増える上、視野が広がってあなたの引き出しが増えるからです。

シンガポールにおける職場環境

職場における同僚との関係は、日本と比べると比較的ドライです。

仕事上の仲間は仕事上で協力するためにいるものであり、プライベートの交友関係とは一線を引いている感じです。

もちろん意気投合すればプライベートにおいても交流するという事も良くありますが、基本的には仕事は仕事として割り切っている人が多いです。

その点、日本はやはりチームとしてのハーモニーを大切にする風潮があるので、職場でドライな関係を維持するのは中々難しい面もあります。

職場の飲み会には参加必須、だとか上司や同僚が残業していると帰りづらい、とかありますよね。

そういったしがらみから解き放たれるためにも転職のオプションは常に持っておくべきです。

特に外資系であったり、海外での就職を視野に入れて動くことをお勧めします。

転職するデメリット

転職には上記メリットが多々あります。

しかし、その反面デメリットもあることは事実であり、そのデメリットは考慮すべきです。

メリットとデメリットを総合的に見て転職を計画しましょう。

Cons1: ジョブホッパーは悪印象

転職を繰り返す事は、ジョブホッパーの汚名(?)を着ることにも繋がります。

従業員を雇う雇用主側としては、ジョブホッパーの採用は避けたいものです。

履歴書を見て、1,2年で職を変更していることが分かると、雇用主の印象としてはよろしくはありません。

自分の会社に雇い入れたとしても、また1,2年経ったらこれまでの企業と同じように辞めて転職してしまうのではないかと疑うからです。

雇用主としては、従業員を雇用するからには長期間にわたって会社に利益をもたらす活動を期待するのが当然です。

ですので、もしあなたがこれまで頻繁に転職をしてきたのであれば、ジョブホッパーとしての印象を乗り越えるのが、転職するに際して先ず乗り越えなければならないハードルです。

Cons2: 新しい環境での競争

転職したからと言って、新しい職場において仕事がうまくいき、昇給、昇格が保証されるというわけではありません。

転職先にはもちろんその環境を熟知した生え抜きの従業員もいます。

新しく参画したあなたは、それら強豪と競争していくことは避けられません。

新しい環境を理解していないあなたにとっては、その競争は不利になるかもしれません。

もちろんこれまでのあなたの経験を活かして新しい環境で抜きんでるということは可能ですし、その自信があるから転職をするのでしょうが、転職すれば全て上手くいくというわけではないということは忘れないようにしましょう。

Cons3: 転職失敗のリスク

意気揚々と転職して新天地に身を置いたけれども、前職と比べて待遇や環境が悪化するというリスクはゼロではありません。

ある程度の不確実性というのは必ず内在しているものです。

新しい環境を十分リサーチし、自分に適していると確信していたとしても、実際に働き始めてみたら想定と違っていて、あなたの予定通りにいかなかったという可能性もあります。

最悪の結果は、転職したけど前職よりも条件が悪くなってしまったという悲劇です。

それを避けるためにも転職に向けて入念な計画とリサーチを心がけましょう。

まとめ

いかがでしたか?

転職にはメリットもデメリットもあるので、最終的に転職を決めるまでは慎重にリサーチをする必要があります。

転職のメリット
  1. 給料が上がる
  2. キャリアアップが期待できる
  3. 新しい環境で新しい経験ができる
転職のデメリット
  1. ジョブホッパーとしての汚名
  2. 新しい環境での競争
  3. 転職失敗のリスク

とはいえ、自分のキャリアパスを考えた上での計画的な転職であれば、享受できるメリットはデメリットよりも大きいです。

新しい事にチャレンジして困難を乗り越えることによって人は成長できるものですし、そのチャンスを得るために具体的な行動として転職があるのは間違いありません。

新しいチャレンジをするからには、より難しい事にトライすることをお勧めします。

ですので、オプションとして海外での就職や、起業というのも視野にいれるようにしましょう。

あなたの勇気ある一歩を応援しています。

では、また。

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